【近大過去問】2021年公募推薦英語大問3（12月6日）

**問題は過去問を参考にして作っています。実際の過去問で解きなおしてください。

解説

問１

選択肢を見ると、『前置詞』『接続詞』の問題だとわかります。

『前置詞』か『接続詞』の問題は、後ろの形を見て判断します。
後ろの形が ‟句“ なら前置詞、‟節” なら接続詞です。
後ろの形が、looking deep into とあり「句」が来ているので、during, of, to のどれかになるとわかります。
日本語訳すると、意味上 during が一番良いとわかると思います。
しかし during は、「～の間」という意味の前置詞ですが、前置詞の目的語として動名詞をとれません。
よって、答えは「エ」の while になります。
while の後に、「while [she] [was] looking deep…」とshe was が省略されていると考えます。よって接続詞の while が答えになるということです。

問２

選択肢を見ると、『動詞』の変化形と、『代名詞』の問題だとわかります。

まずは (    ) の直前を見ると、‟despite” という前置詞があります。
後ろの単語と選択肢から、「私が先週大きな手術を受けたにもかかわらず…」という副詞句を作ると考えられます。
よって、despiteに続く形は、目的格のmeでなく、所有格＋動名詞「～が（所有格の人）～すること」という動名詞が続きます。
あとは、動名詞の時制を調整すればOKです。
「参加する」と「手術を受けたこと」に時制のズレがあるので、having p.p「～したこと」を思い出して、
答えは、「エ」になります。

問３

選択肢を見ると、『動詞』の変化形が並んでいるので、ヒントを探します。

(    ) の直前と選択肢から判断すると、Ｖ の問題だと考えられます。
Ｖの問題だとわかれば、『時制』と『Ｓ（主語）』を考えます。
主語が、「the number of …」とあり、これは「単数形扱い」します。
よって答えは、「エ」になります。

問４

選択肢を見ると、『動詞』の変化形が並んでいるので、ヒントを探します。

(    ) 直前の文は挿入部分を除くと、「John Smith was raised」「ジョン・スミスは育てられた」となり、直後の文は「an entrepreneur from his younger days.」「若い時から起業家…」となります。
選択肢はbe動詞の変化形なので、「若い時から起業家になる」となるので、不定詞の副詞的用法「～するために」と意味をたせば、意味が通じます。
よって答えは、「エ」になります。

問５

選択肢を見ると、『動詞』の変化形が並んでいるので、ヒントを探します。

今回のヒントは ‟with” という言葉です。
この with は『付帯状況』であり、[with OC]という形を取り、Ｃの位置に分詞を入れます。
よって答えは、「ウ」になります。
付帯状況の with は近大入試でよく出てくる形です。C の位置に分詞を入れることが一番多いですが、過去には形容詞や前置詞句を入れるタイプも出題されたことがあります。with を見たら、まず付帯状況を考えてみてください。

問６

選択肢を見ると、『動詞』の変化形が並んでいるので、ヒントを探します。

(    ) の直前は、前置詞句の「In the heart of the downtown」があり、standing と to stand on を入れると、文全体の SV がなくなってしまいます。
残る選択肢は、‟stand” or ‟stands” になるのですが、これらは Ｖ として使う形です。
Ｓ がないのに Ｖ の形は決められないので、他のヒントも探します。
この問題は、『倒置』が起きています。
文頭に‟副詞句”が来ると、主語と動詞が入れ替わって、M(副詞句) VSの順番にかわります。
あとは意味で考えればいいので、
答えは、「イ」になります。

問７

選択肢を見ると、『関係詞』の問題とわかります。

関係詞の問題は、直後の文が「完全文」か「不完全文」、先行詞が「人」か「モノ」で判断します。
この問題では、「the Olympic winter game took place last year」は完全文、先行詞は「a ski resort」でモノ。
この情報から、関係副詞と「前置詞＋関係代名詞」の２択になります。
ここでは、of which の ‟of“ が ‟in” であれば使うことが可能なのですが、of なので使えません。
よって答えは、「ウ」になります。

問８

選択肢を見ると、‟work” と『前置詞』の問題だとわかります。

文を見ると、(    ) は不定詞であり、形容詞＋不定詞の形になっています。
work の後に前置詞が必要かどうかが問題です。
この部分に、この名詞節の主語である our new counterpart を置きます。「work (    ) our new counterpart」に前置詞を ‟入れるならどれか” or ‟いれない” かの判断をします。
with を入れると意味が通じるので、
答えは、「エ」になります。